むすび葉についてAbout us

Policyむすび葉の理念

相談所に関わる全ての人々が主体的に生活し、
地域が居場所になるように支援していくことを目指します。

相談の敷居を低くし、安心感を提供します
今まで“こころの問題”を相談することには強い偏見がありました。そのため、相談をすることに躊躇する方が多く、問題が大きくなってから相談につながることも多かったと思います。そういった人をなるべく少なくし、気軽に相談できる場所を提供し、少しでも相談できる文化になるよう目指していきます。
フットワークを軽くします
職種としての専門性は担保しつつ、相談所として何ができるのかを考えていける組織を目指します。そして、必要があれば家庭や地域に訪問に行き、どんな支援が必要か一緒に考えていきます。
他機関と連携し、地域で支えていきます
相談所だけで全て引き受けることには限界もあり、必要な支援を提供できないこともあります。そのため、場合によっては医療、地域の機関に繋げていきながら、地域全体で支えてけるように連携していきます。
地域の方々に頼られる組織を目指します
学校や地域の支援者の方々が孤立しないよう、こころの問題で困っている人だけでなく、地域の支援者からの相談も受け、地域の人が安心して支援できるように相談に乗っていきます。
全ての人が、自己実現ができるようにします
心の相談に来られた人が、自己実現に向けて支援するのは当然ですが、相談所で働くスタッフ、地域の方々が自分たちのしたいことができるように、なりたい自分になれるような場所を目指します。

Message所長挨拶

所長
二宮 宗三
(にのみや しゅうぞう)

所長 二宮 宗三

 『いちかわこころの相談所 むすび葉』の二宮宗三(にのみや しゅうぞう)と申します。今まで医療機関や学校などを中心に、子どもの心の支援を中心に行なってきました。その中で感じることは、自分たちの支援以上に、保護者、先生といった周囲の人たちの支援や繋がりが子どもたちの心を回復させる原動力になっているということです。色々な人の支援があって、子どもたちは支えられていきます。しかし、心が疲れてしまった子どもたちは、支援を拒否することも多く、なかなか支援機関に繋がらず、回復するまでに時間がかかってしまうことも多く経験しました。

そのため、『いちかわこころの相談所 むすび葉』では、子どもたちからの相談はもちろんのこと、保護者や地域の支援者からの相談も受け、少しでも地域が居場所になるためにお手伝いしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

所長略歴

  • 平成21年3月
    鹿児島大学大学院 臨床心理学研究科 臨床心理学専攻修了
  • 平成21年4月
    医療法人横田会 向陽台病院 臨床心理科
  • 平成26年4月
    医療法人横田会 向陽台病院 臨床心理科 副主任
  • 平成28年11月
    医療法人横田会 向陽台病院 デイケア科 副主任
  • 平成29年4月
    国立国際医療研究センター 国府台病院 外来診療部心理・指導室 心理療法士
  • 令和2年4月
    うしじまこころの診療所 副院長
  • 令和4年4月
    いちかわこころの相談所 むすび葉開設

所属学会

  • 日本児童青年精神医学会
  • 日本リハビリテイション心理学会
  • 日本臨床心理士会

資格

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士
  • 心理リハビリテイション・トレーナー資格 
  • M S P A(発達障害の要支援度評価尺度)講習会修了

その他の経歴

  • 熊本市スクールカウンセラー
  • 子どもの虐待防止コンサルテーションチーム・くまもと 委員
  • 独立行政法人国立病院機構 熊本再春荘病院(現熊本再春医療センター)小児科 心理療法士