生活していく中で、学校に行きたくないと思ったり、勉強をしたくない、何をしても楽しくないと思ったりすることはおかしなことではありません。そのような状態は、何か気づかないうちに無理をしていて、“こころ”がS O Sを出しているのかもしれません。困ったことがあったり、悲しいことがあったりした時は周りの人を頼ってみてください。周りの人に相談して解決しないことがあれば、お母さんやお父さんにお願いをして、『いちかわこころの相談所 むすび葉』に相談に来てください。どうすればこころが軽くなるのか、一緒に考えていきましょう。
お子さんが学校に行けなかったり、笑顔がなくなったりすると親御さんは自分のこと以上に心配をして、どうすればいいかわからなくなっていきます。もしかすると、周囲の人から「親が甘やかしているから」と言われたり、「育て方が悪い」と言われたりするかもしれません。しかし、決してそんなことはありません。お子さんのそういった行動は『S O Sのサイン』です。お子さんがどんなことに困っているのか、どんなところに生きづらさを感じているのか、一緒に考えていきましょう。そして、一緒に解決策を考えていきましょう。お子さんのことで気になる事があったら、どんなことでも良いのでご相談ください。お子さんのことだけでなく、親御さん自身の相談をしたい場合もぜひご利用ください。
支援を続けていく中で、相談に来られた人をどのように理解すればいいのか、どう支援すればいいのか、わからなくなる時があります。一人で抱え込んでしまうと、支援者が孤立し、疲弊していくことに繋がっていきます。相談所では、訪問やカンファレンスなどを通して、地域の方々と一緒に支援策を検討し、少しでも地域が居場所になるお手伝いをしたいと考えています。相談がある方は、お電話ください。